【土・日限定】出石に杞柳細工の伝統工芸館が誕生!
豊岡市出石町で伝統工芸の豊岡杞柳細工(とよおかきりゅうざいく)を製造しているたくみ工芸さん。2021年3月より、出石城下町に「伝統工芸館 杞柳」をオープンすることになりました。施設内では柳行李の作品や若手職人さんの仕事を見学できるようにっています。
若手職人さんの仕事を見学できる!伝統の技術を受け継ぐ修行中
約1200年の歴史を持つ、豊岡杞柳細工(とよおかきりゅうざいく)の技術を守り続けるたくみ工芸さん。絶滅しつつある技術を後世に受け継ぐべく、後進の育成にも力を入れています。伝統工芸館では、そんな修行に励むお弟子さんの作業を見学することが出来るのです。
施設内ではカゴバッグ作り体験も
施設内では見学だけでなく、カゴバッグ作りの体験もできます。税込550円で伝統技術の一端に触れることができる体験メニュー。皿そばを食べた後に、ぜひ取り組んでみてくださいね。
伝統工芸館 施設概要
開館時間 10:00~15:00
開館曜日 土・日曜日
電話番号 0796-52-3280
そもそも柳行李って?
明治時代から伝わる、豊岡市の伝統工芸である柳行李(やなぎごうり)。行李とは、竹や柳などを編んでつくられた籠のことで、柳を原料としてつくられるのが柳行李なのです。ちなみに、柳行李は有名な豊岡鞄の原型とも言われています。
保湿性と耐久性に優れているのが柳行李の特長ですが、中でもたくみ工芸さんの柳行李は、原料となる「コリヤナギ」の栽培から製作、加工まで一貫して行っている国内唯一の工房なので品質は折り紙付きです。

東京都出身の豊岡市地域おこし協力隊。皿そばで有名な出石城下町の魅力発信を担当。たじまっぷ編集長として、豊岡を含めた但馬地方の魅力を日々発信していきます。
過去の経歴:不動産会社勤務→世界一周→ライター・SEO