明延鉱山とは
明延鉱山は兵庫県の養父市で昭和62年まで稼働していた日本有数の鉱山跡。かつてはスズ・銅・亜鉛・タングステンなど、多品種にわたる非鉄金属が採掘されており、中でもスズに関しては日本一の生産量を誇っていました。
現在は当時の過酷な採掘環境を後世に残すための観光施設として運営されており、探検ツアーが随時開催されています。
明延鉱山の探検ツアーは予約が必要!ただし日曜は当日参加OK
明延鉱山の探検坑道に入るには、地元のガイドさんに案内して頂く必要があり、3日前までの予約が必要です。ただし、日曜日に関しては「日曜坑道見学会」が開催されているので、予約不要で内部を見学できるのでおすすめ。
明延鉱山 公道探検ツアーの概要
住所:兵庫県養父市大屋町明延営業時間
受付時間:平日8:30~17:15
料金:高校生以上 1200円 小・中学生600円
駐車料金:無料
公式HP:http://www.akenobe-kozan.com/
TEL:079-668-0258
明延鉱山のアクセス
明延鉱山の内部には採掘設備がそのままに!
ガイドさんと共に約1時間にわたって明延鉱山の内部を巡る、探検坑道ツアー。坑道内には当時使用されていた採掘用の機械が展示用に多数残されています。夏でもひんやりしているので、何か羽織れる上着を持参しましょう。
硬い鉱脈を掘り進むボーリング機も至る所に。
縦方向に掘り進んだ跡
乗車料金まさかの1円?「一円電車」の試乗会も
鉱山探検とセットで参加したいのが「1円電車体験乗車」です。明延鉱山にかつて走っていた1円電車に体験乗車できるイベントで、4月~11月の毎月第1日曜日に体験乗車会のみ開催されています。
なんで「1円」電車なの?
明延鉱山には内部から鉱石を運び出すための輸送手段や、または採掘作業に従事していた作業員の通勤手段として、いくつもの電車が走っていました。その中でも鉱石を神子畑(みこばた)選鉱所に運ぶために建設された鉱山列車「明神電車」は、創業以来運賃が1円であったことから「一円電車」として親しまれてきたのです。
鉱山の閉山と共に廃線となった一円電車ですが、現在では観光用の列車として復活。当時と同じ1円の乗車料金で乗車体験できます。ただし、2019年からは1円で乗車できるのは「中学生以下」のみとなり、高校生以上は300円となりました。
1円電車 体験乗車会 概要
開催日:4月〜11月の第一日曜日 ※GW・夏休みは追加開催あり
HP:http://akenobe-nature.com/
乗車料金:高校生以上300 円 中学生以下1円
開催地:あけのべ憩いの家広場
東京都出身の豊岡市地域おこし協力隊。皿そばで有名な出石城下町の魅力発信を担当。たじまっぷ編集長として、豊岡を含めた但馬地方の魅力を日々発信していきます。
過去の経歴:不動産会社勤務→世界一周→ライター・SEO